LED通せんぼのメディア掲載

青色LEDでイノシシ撃退

(2011年11月25日全国農業新聞 兵庫版)

LED(発光ダイオード)を利用してイノシシによる夜間の農業被害を防ぐ対策が注目される中、雑貨製造販売のタイショー産業 (株)(豊中市)はこのほど、「いのしし防止LED通せんぼ」を開発した。

青色を強く認識するイノシシの習性を利用したもので、青色LEDを点灯させて侵入を防ぐもの。

設置は簡単で150センチ間隔で支柱を立て、10メートル当たり100個のLEDライトが取り付けられたコードを、地上から50センチの高さに取付ける。イノシシは警戒心が強く臆病で光を恐れるので防護柵のように田畑を囲む必要はないという。

太陽電池(ソーラーパネル)で充電できるので、乾電池やコンセントが不要で電気代がかからない。自動で夜間に点灯し、朝には消灯するので管理の手間も省ける。

篠山市味間で水稲を経営する岡本澄子さんは「毎年稲のやわらかい穂を食べられてしまう。8月中旬にLEDを設置してからは被害に遭わなくなった」と喜んでいる。

防護柵に比べ、設置が簡単で低コストだが、課題は昼間の出没には効果が無く、イノシシが慣れてしまう恐れがある。収穫後は撤去して使用時期を限定するなどの対策が必要という。

同商品は県内のJAで販売され、1セット(ソーラーパネル、LEDライト100球、コード10メートル)9800円。

イノシシ撃退(新聞掲載分)

LEDでイノシシ撃退

(2010年7月19日神戸新聞)

雑貨製造販売のタイショー産業(豊岡市)は、イノシシのによる農作物の被害を減らすため、侵入防止用の発光ダイオード(LED)商品の生産販売を始めた。兵庫県内ではJA(農協)の各店が取り扱っており、但馬をはじめ、淡路地域などの利用者から「被害が少なくなった」と一定の評価を得ているという。

「いのしし防止LED通せんぼ」。イノシシが青系統の色に反応し、警戒するとされる習性に着目、開発に着手した。100個の青色LEDを取り付けたコード(長さ約10メートル)を伸ばし、田畑の周囲に設置する。センサーでイノシシが人里に出没しやすい夜間のみ自動点灯し、電飾のように七つの点滅パターンを切り替えて侵入を防ぐ。太陽電池を使っており、電池交換の必要はない。

野生動物の侵入防止策では、電気柵の設置が有効とされるが、新商品は手軽に設けられて管理負担が少なく、景観を損なわないことが特長。小規模の田畑や公園など、電気柵の設置には向かない場所での需要を見込む。

同社の中西泰社長が、自宅の庭や知人の田畑などで実証実験を続けた結果、侵入被害がなくなったという。中西社長は「イノシシの慣れもあり、万全の対策とはいえないが、利用を農繁期に限るなどしてもらえば、一定の効果はあるはず」と話している。1セット9800円。県内各JAで受け付けている。

イノシシ撃退(新聞掲載分)

イノシシ 光で通せんぼ

(神戸新聞2010年7月20日)

LED点滅「防犯効果も」

豊岡市庄のイルミネーション製造、販売の「タイショー産業」(中西泰さん経営)が、イノシシ対策としてイルミネーションを使った侵入防止ライトを考案した=写真。中西さんは「光の点滅なので防犯効果も期待できます」としている。

商品名は「いのしし防止 LED通せんぼ」。LED(発光ダイオード)を使い、電源は太陽電池(ソーラーパネル)を使用。夜間は自動点灯、朝は自動消灯し、電気代がかからない省エネ防止策。但馬の自治体の一部などでイノシシ対策として導入し、効果があったという。

イノシシは青色系の色を認識するため、青色のLEDを7つのパターンで点滅させることで、畑などの侵入を防ぐ効果があるとされる。夜間に点滅するため、柿の木などに設置することで、クマ対策にも期待される。中西さんは「100%の防止策とはいえないが、60%の効果はあると思います」と話している。

1セット(全長10メートル、100球、充電器など)9800円。問い合わせは同社(0796・22・1105)。

イノシシ対策(新聞掲載分)


イノシシは青色の光警戒 LEDで畑侵入防止

豊岡の会社開発、販売

(2010年7月20日 神戸新聞)
豊岡市庄の輸入販売業「タイショー産業」が、青色の発光ダイオード(LED)を畑で点灯させてイノシシの侵入を防ぐ「LED通せんぼ」を商品化し、6月から県内各JAで販売している。青色の光を警戒するとされる夜行性のイノシシの習性を利用。慣れを防ぐために点滅の方法を7通りに変えることができる。

10メートルのコードに10センチ間隔で100個のLEDが取り付けられており、9800円。イノシシの目線に合わせ、支柱を使って高さ50センチ前後に直線で設置のが効果的だという。電気柵は畑の四方を囲む必要があるが、LEDは青色の光が見える範囲で有効ですべてを囲わなくてもよいのが利点。太陽電池を使っているため電源は不要で、自動で夜に点灯し、朝には消灯する。

クリスマスツリーの電飾の輸入販売を手掛けていた同社の中西泰社長(53)が、農家から「光でイノシシの侵入対策はできないか」と相談を受けて開発。点滅の仕方を自動で変える方法などを特許出願している。

農作物の食害のほか、イノシシのがミミズを食べるために墓の土や庭の芝生を掘り返す被害もあり、侵入経路を遮断するようにLEDのコードを設置すれば、イノシシは引き返すという。

中西社長は「夜に点灯させることで美観にもなる。青色の光で効果があるのか疑問に思う人もいるが、一度使ってみてほしい」と話している。
イノシシLEDで対策(新聞掲載分)



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